大和証券 SMBC による三井住友フィナンシャルグループ株の誤発注

大和証券 SMBC による三井住友フィナンシャルグループ株の誤発注

2006 年 1 月 13 日、大和証券 SMBC は三井住友フィナンシャルグループ株の大量の売り注文を出しました。

これは、顧客から 8 時 56 分に 2 万 5000 株の成行の売り注文を受けた受注者が、注文執行者に渡す伝票に、「三井住友海上火災保険」と「三井住友フィナンシャルグループ」を間違えて記入したものです。

三井住友フィナンシャルグループの 2 万 5000 株は発行済株式数の約 0.34 % に相当し、コンピューターに警告画面が表示されましたが、注文執行者は無視していました。

三井住友海上火災保険と三井住友フィナンシャルグループ
銘柄 証券コード 株価 発行済株式数
三井住友海上火災保険 8752 1400 円前後 1,513,184,880
三井住友フィナンシャルグループ 8316 120 万円前後 7,424,172

本来、この警告画面は部署の責任者にしか解除できませんが、このときは注文執行者自身が責任者でした。

8 時 59 分に 2 万 5000 株の成行の売り注文が入った三井住友フィナンシャルグループ株は、前日終値に比べて 5 万円安の 112 万円で寄付いた後、9 時 5 分に外部から指摘された大和証券 SMBC が注文を取消しましたが、5 割強の 1 万 3417 株が 113 万円で約定してしまいました。

その後の反対売買で全株を買い戻し、午前の終値は 119 万円でしたが、大和証券 SMBC の損失は 3 億円とも 5 億円とも言われています。

この誤発注の問題点は、以下の通りです。

  • 銘柄の記入ミス
  • 警告画面の無視
  • 注文執行者と警告画面解除者が同一
大和 SMBC 誤発注
日本経済新聞 2006/1/13 朝刊

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