立花証券によるアドウェイズ株の誤発注

立花証券によるアドウェイズ株の誤発注

2006 年 6 月 20 日、立花証券の従業員が誤発注をしました。

この従業員は、9 時 10 分に「証券コード 2487(CDG)」と入力すべきところを「証券コード 2489(アドウェイズ)」として、アドウェイズ株の売り注文を出してしまいました。

CDG はジャスダックで、アドウェイズは東証マザーズの銘柄ですが、両社とも上場初日でした。

発注の直前、CDG の株価は 1600 円で、アドウェイズの気配値は 147 万円でした。

誤注文は「1670 円で 2600 株の売り」でしたが、アドウェイズは初値が付く前だったため、立花証券のシステムの価格確認機能が働かずに注文が実行されました。

誤注文が取消されるまでの 1 分間に、1482 株の取引が 143 〜 147 万円の株価で成立しています。

アドウェイズの 2600, 1482 株は、それぞれ発行済株式数の約 17, 9.7 % に相当します。

この日はその後、アドウェイズに買い注文が殺到し、売買が成立しないまま 167 万円(ストップ高)で終了しました。

CDG とアドウェイズ
銘柄 証券コード 株価 発行済株式数
CDG 2487 1600 円前後 2,080,000
アドウェイズ 2489 150 万円前後 15,315

立花証券は、決済期日の 23 日までにアドウェイズの大株主から株券を借りて対応しました。
また、「今後、買い戻す予定だが、損失規模は数億円程度になる見通し」と発表しています。

余談ですが、アドウェイズの岡村 陽久社長は 26 歳 2 ヶ月で、上場企業社長の最年少記録を更新したことよりも、誤発注の方が注目されたかもしれません。

この誤発注の問題点は、以下の通りです。

  • 証券コードの記入ミス
  • 初値が付く前の新規上場銘柄に対しては、価格確認機能が働かない
立花証券が誤発注
日本経済新聞 2006/6/20 夕刊

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