トレイダーズ証券による株価指数先物の誤発注

トレイダーズ証券による株価指数先物の誤発注

2007 年 9 月 18 日、大阪証券取引所(大証)の「イブニングセッション Evening Session (ES)」が始まりました。

ES とは、日経 225 先物や日経 225 ミニなどの株価指数を売買するデリバティブ(金融派生商品)の夜間取引で、16 時 30 分から 19 時までの 2 時間半だけ開かれます。

2007 年 2 月の中国発の世界同時株安や 7 月以降のアメリカ発のサブプライム・ショックなど世界市場の連動性が高まっており、指数取引に参入する個人投資家も増えています。

しかし、システム開発が遅れている証券会社も多いため、開始時点の参加は約 30 社です。

ES 開始直後の 21 日、トレイダーズホールディングスは「19 日、子会社のトレイダーズ証券が取引システムの障害による誤発注で、約 4 億円前後(未確定)の損失を出した」と発表しました。

19 日の日中の約 2 万 6000 件の売買注文が、誤って再び ES に出されて一部の売り注文が成立してしまったため、翌 20 日の日中の取引で買戻したそうです。

トレイダーズホールディングスは、「システム設計上のミスで、(トレイダーズ証券の)人為的なミスは確認されていない」と強調し、トレイダーズ証券にシステムを提供している会社に対して損害賠償の請求を検討する考えも明らかにしました。

「損害額を特別損失として計上する予定」とのことで、株式市場では業績下方修正を見込んだ売り注文が膨らみ、トレイダーズホールディングスの 21 日の株価は値幅制限の下限となる前日比 3000 円安の 2 万 5200 円まで気配値を切下げて、ストップ安売り気配となりました。

この誤発注の問題点は、以下の通りです。

  • 取引システムの設計ミス
トレイダーズ証券が誤発注
日本経済新聞 2007/9/21 朝刊

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