福島第一原子力発電所 1 号機メルトダウン

福島第一原子力発電所 1 号機メルトダウン

東京電力がメルトダウンを認める前

京都女子大学の水野義之教授の twitter 2011-03-11 23:52:42 より。

九州大学の吉岡斉さんは、原発関連の科学技術政策の専門家なのだけれど、今回の福島原発で冷却できないとメルトダウンの可能性がある、などと言及されるのは理解できないなぁ。どういう理解をされているのか、聞いてみたい。そのコメントをするのであれば、関連分野の専門家を呼ぶべきでしょう。残念。

東京大学の早野龍五教授の twitter 2011-03-11 23:55:51 より。

全くです.RT @y_mizuno: 九州大学の吉岡斉さんは、原発関連の科学技術政策の専門家なのだけれど、今回の福島原発で冷却できないとメルトダウンの可能性がある、などと言及されるのは理解できないなぁ。...そのコメントをするのであれば、関連分野の専門家を呼ぶべきでしょう。残念。

「読売新聞」2011 年 4 月 2 日より。

福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の原子力研究を担ってきた専門家が 1 日、「状況はかなり深刻で、広範な放射能汚染の可能性を排除できない。国内の知識・経験を総動員する必要がある」として、原子力災害対策特別措置法に基づいて、国と自治体、産業界、研究機関が一体となって緊急事態に対処することを求める提言を発表した。

田中俊一・元日本原子力学会長をはじめ、松浦祥次郎・元原子力安全委員長、石野栞・東京大名誉教授ら 16 人。

同原発 1 〜 3 号機について田中氏らは「燃料の一部が溶けて、原子炉圧力容器下部にたまっている。現在の応急的な冷却では、圧力容器の壁を熱で溶かし、突き破ってしまう」と警告。
また、3 基の原子炉内に残る燃料は、チェルノブイリ原発事故をはるかに上回る放射能があり、それをすべて封じ込める必要があると指摘した。

一方、松浦氏は「原子力工学を最初に専攻した世代として、利益が大きいと思って、原子力利用を推進してきた。(今回のような事故について)考えを突き詰め、問題解決の方法を考えなかった」と陳謝した。

「読売新聞」2011 年 4 月 15 日より。

注水冷却が続けられている東京電力福島第一原子力発電所 1 〜 3 号機について、日本原子力学会の原子力安全調査専門委員会は 14 日、原子炉などの現状を分析した結果をまとめた。

3 基は核燃料の一部溶融が指摘されているが、専門委は「溶融した燃料は細かい粒子状になり、圧力容器の下部にたまって冷えている」との見解を示した。

専門委では、東電や経済産業省原子力安全・保安院などが公表したデータをもとに、原子炉の状態を分析した。

それによると、圧力容器内の燃料棒は、3 号機では冷却水で冠水しているが、1,2 号機は一部が露出している。
1 〜 3 号機の燃料棒はいずれも損傷し、一部が溶け落ちている。
溶融した核燃料は、冷却水と接触して数ミリ以下の細かい粒子に崩れ、燃料棒の支持板や圧力容器下部に冷えて積もっていると推定している。
これは、圧力容器下部の水温が低いこととも合致している。
沢田隆・原子力学会副会長は「外部に出た汚染水にも、粒子状の溶融燃料が混じっていると思われる」と説明した。

「週刊新潮」2011 年 4 月 28 日号 p.121 より。

「再臨界」なく「爆発」を防ぎながら収束へ

宮崎慶次

(中略)

燃料が溶け出す「メルトダウン」の危険性についても言われていますが、注水によって燃料棒が冷やされている現状では、その可能性はまず考えられません。

テレビ朝日「朝まで生テレビ」2011 年 4 月 29 日より。

日本原子力技術協会の石川迪夫最高顧問「1 号機から 3 号機まで、燃料棒は全部溶けている」

東京電力がメルトダウンを認めた後

「AERA アエラ」2011 年 5 月 16 日号 p.18 より。

田中俊一・前原子力委員長代理は 4 月 1 日時点で、1 号機の状態について「燃料は全部溶けている」とはっきり述べていた。

(中略)

朝日新聞が入手した東電の内部文書によると、福島第一原発の吉田昌郎所長は 3 月 15 日の時点で、すでに 2 号機のメルトダウンの可能性に言及していたという記録が残っている。

「週刊文春」2011 年 5 月 26 日号 p.30 より。

「(前略)私は三月中にメルトダウンが起きていると想定していました。(後略)」

こう断言するのは、福島第一原発を作った豊田正敏元東電副社長。

同 p.31 より。

元原子力安全委員長代理で大阪大学名誉教授の住田健二氏も呆れる。

「専門家の間では、メルトダウンしていることは常識でした。(後略)」

「週刊新潮」2011 年 5 月 26 日号 p.29 より。

北海道大学大学院の奈良林直教授(原子炉工学)は、

「3 月 12 日から、原子炉内の γ 線レベルが上がっていたので、メルトダウンしているのではないか、と思っていました」

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